詳しいご回答を頂き、助かります。
何分仕事が忙しい時期に差し掛かってきており、心配事は取り除いておきたいもので、網羅的に、自分で考えられる範囲を詰め込めるだけ詰め込んでしまっているように思います。
もっとも、正直に言わせて頂くと、echoconquer さんの文章の書き方(用語の使い方?)は相手にやや意図が伝わりにくいのは確かかと思います。
先になりますが、こちら、本当にすみません。
端的に主張をまとめる努力が必要ですね。
用語について理解が浅いところもあり、感覚的な説明を回りくどい形で主張してしまっている自覚があります。
用語の部分になりますが・・・「中国のサイト」「別のサイト」は「中国(製)のソフト」「別のソフト」の意味でしょうか?
こちらですが、早速申し訳ないです。
中国のサイトはVirusTotalで検知してくれたサイトで、別のサイトは同様にVirusTotalもですが、もう一つのクロスチェックを行ってくれるサイト、という意味でした。
非常に判り辛い書き方でご迷惑お掛けしました。
サイト名を書けば良かったのですが、その時点では失念しておりました。
サイトは「Metascan Online」となります。
使ったのはVTの他に二件ほどのクロスチェックサイトでしたが、そちらは二件ともが同様の中国のサイトを含んでおり、そこが反応しました。
これがそれなのですが、尚更に判り辛いですね。
ごめんなさい。
>ただそれは、そのソフトそのものの脆弱性もありますが、むしろそのソフトに内蔵された共通プログラムが古いまま放置されることによるものが多いです。
これは膝を打つ思いです。
たしかに、特定のプログラムを動かす際に必要になるプログラムは見た事があり、そうした部分での問題なのですね。
考えてみればDLLもそうなのかなと。
前回書いた2ch系ブラウザの更新で基本的なところが更新されてないところだと、これはそもそもflashなどと違ってそうした脆弱性がなかったり(スレッドという形式が枯れた技術だからでしょうか?)、絶対数が普及率的に問題視されないからとなるのでしょうか。
実際、2chのスレッドはほぼ形式としては進化していないように思われます(派生的な物はともかく)。
さらに言えば、「更新が止まったソフトは、その問題が放置されることになる場合が多い。ゆえに危険性が増す」と付け加えておきましょうか。
この理解が端的だな、と感じました。
なるほど、単に更新が止まっているから危険だ、というのでなく、そもそも脆弱性の更新に対応していないソフトが多々あるのは、そうした根本的な部分で脆弱性があるかどうか、見付かるかどうか、見付かったなら対応したかどうか、という話になるのでしょうね。
上記のブラウザの話で行けば、現在も更新が続いているJane系に比べてかちゅーしゃが危ないのではなく、Jane系で脆弱性について触れられていないように、そも、そうしたブラウザが根本としている部分に欠陥が見付かるかどうかなのだ、と。
ソフトの作りによっては、共通プログラムを個人が更新できるものがあるので、そういった場合にはソフトの更新が止まっていても、共通プログラムだけを更新し、脆弱性を回避することが可能になります。
こうした話になってくるのでしょうね。
いわゆるゼロデイの場合、アンチウイルスでは対応しきれない場合がままあります。
以前にもこちらで質問したような話なのでしょうね。
今回の件(古いファイルについて)や上記のような状態(枯れた技術の使用されたソフト)は、であれば対策されている、と考えていいのでしょうけど。
知恵袋の方も見てきましたが、知恵袋でのやり取りでは、「感染する」(「インストールされている」)という用語の認識に相違があるような気がしました。
ありがとうございます。
知恵袋の方まで見て頂けた事に感謝します。
お手間を取らせてしまったことに重ねてお詫び申し上げます。
自分でもあの後、インストールの定義や、exeファイルの定義について自分なりに検索していました。
こちらについて、知恵袋のカテゴリマスターさんから指摘されたこと、相談した業者さんの主張との食い違い、それに加えてこちらでNON様に頂いたアドバイスを俯瞰してまとめれば、
・カテゴリマスターさんの「インストールされている」は、「PC上にファイルが存在する」と言った広い意味で使われている
・業者さんとNON様の仰っている「インストールされている」、この流れで言う「感染している」は、ウイルスがPC上でその攻撃的な意図によるコードを走らせているという意味
・カテゴリマスターさんの仰る「exeファイルが存在するという事は既にインストールされていると考えるべきです」「つまり感染しているリスクは十分あります」は、「感染のリスク」という部分を見ると、「ファイルが存在することはそのままPCが感染している可能性に繋がる」と読めるものの、これは「ウイルス感染を引き起こすexeがPCに存在していること、その事実自体が危険である」「そのファイルがそこにあることは危険である(間違えて操作する可能性など?)」
ということで、結論としては、
・業者さんとNON様の仰るように、ウイルスが発生させうる事象は現状どこにも存在せず、従って危険性のあるファイルは処分するなどして、アンチウイルスやWINDOWSの最新版を常に確保し、FLASHや関連のリーダーにも気を配るべきである
ということでいいのでしょうか。
少なくとも今回の件のみに絞って言えば、Avastをフルスキャンで掛けておくだけで問題ない、とまとめられるように思うのですが。
この通りの意図(自己解凍形式ファイルをLhaz で開き、Lhaz の解凍機能を使用)として回答しています。
今回頂いたお返事で、漠然とながら、どうしてファイル閲覧ソフトで覗くだけなら大丈夫なのか(脆弱性がないなら)というのがわかった気がします。
アンチウイルスソフトもそうですが、外部からプログラムを調べるということは、そのウイルスを活動させる要素を排して、中にある要素のみを見るからなのですね。
UACもそれと同様なのだと言いますか。
これまでそうしたところまで突っ込んで考えることをせず、アンチウイルスはアンチウイルスだから何らかの対処がされていて、だからこそウイルスを調べても大丈夫なのだという、どこか同語反復的な考え方でした。
そのウイルスに「触れる」のは、PCにおいてはそのプログラムを実行する契機となる操作(この場合はダブルクリックとかそのあとに出てくるUACの認証がそれに当たるのでしょうか)が必要なのですね。
確かにそうですね。これは誤検知と思います。
誤検知というのは、つまりそういう状態のことを言います。
ウイルスだけを認識するはずのパターンが、ウイルスではないファイルにも当てはまってしまった、という状況です。
ありがとうございます。
あれだけ大手のソフトが複数検知されるのは腑に落ちず、VirusTotalでも検知画面で疑問を呈している人がいることから、どういうことなのかと思っていました。
あのソフトは数年前にもマカフィーか何かで引っ掛かった覚えがあって、ウイルスとして検知されやすい何かがあるのかなとも思うのですが、一連のお返事を頂いていて漠然とした理解からですけど、「ウイルスはプログラム内の特定のコードである」「アンチウイルスはそれを全て割り割きながら判断を下す」ので、似たようなコード(門外漢でさっぱり理解できない部分になってしまうのですが、プログラム言語を書くとき、例えば「ここで何かを解凍するような指令」とかそういうものが存在するときでしょうか)があると、それをアンチウイルスソフトはウイルスと判定するということでしょういか。
似たような指令や、相互作用的にこの指令とこの指令の組み合わせがこうしたウイルスの仕様と合致する、みたいな感じであれば、なんとなくウイルスがどういうときに活動して、それに対応できるのだろうなというのは想像できますけど。
ウイルス名の付け方に統一規則は無いので、同じウイルスでも、各社ばらばらな名前が付くケースはざらにあります。
これはこうした文脈にあるのかな、と感じました。
今回の場合は自分ではどうにも判断できないところなのですが、4~5件のサイトが同じようなパターンファイルを持っていて、そこが個々に反応した(exeに格納された時点で反応した場所と解凍後の実行ファイルとしてのexeに反応したサイトが別々だったのは、お返事を頂いた階層性に由来する物で、格納用exeに対する反応と、その下にあったexeに対する反応でそれぞれ違ったからでしょうか)のでしょうね。
元が信頼できるファイルであったり、検知数が数件だったりするならともかく、正体不明のファイルで50製品中10製品(うちメジャーどころ1件)とか検知された日にはお手上げです。
大手が検知しているかどうか、名前に(ある程度の)類似性があるか、そのファイルの信頼性(有名どころのソフトか、マイナーなソフトか)等を総合的に見て、どう判断するか、というところになります。
参考のURLの提示、感謝致します。
これはLhaplusでなく、何か別のファイルなのですね。
ほぼ有名どころが検知していて今回Lhaplusに反応したサイト(ウイルスチェックソフトかもしれませんが)が反応していないことから考えると、各社それぞれが似たようなパターンファイルの源泉(というか既存のノウハウのようなもの?)を持っているのでしょうか。
なんとなくですが、あれだけいつもウイルスとの戦いを続けているアンチウイルス提供会社が似たような検知結果を出せるのはパターンファイルの源泉が同じなのかと思っていたのですが、これは、
逆に5製品くらいが全く同じ名前で検知していても、実は製品名が違うだけで定義ファイルは同じものを使っている(一部のウイルス検索エンジンは複数社で共用されていて、同じ定義ファイルでも、各社で別な名前の製品として販売されています)ことがあるので、5製品と言っても実は1つの定義ファイルの誤検知、というケースがあり得ます。
源泉は同じでも、そこからどう判断していくかのような方針や会社の蓄積のようなものがあるのですね。
或いはどこからパターンファイルを持ってきて、それがウイルスだと判断するだけの指向性というか、有益さを判定するだけの力があるか、というような。
ウイルスで影響力が大きな物が出てきた時は各社一斉に対応しますけど、あれはこういうところからの判断力というか、それがどれだけ対応において迅速かと言ったような側面もあるのかなと。
少なくともユーザーとして考えていくには、まずは、
・大手が検知しているか、つまりパターンファイルを豊富に持っていて、ノウハウも豊富に所持しているかどうか
・検知対象がマイナーである場合は、それが複数検知されていれば(対象がマイナーどころの数件程度であるなら誤検知であると割り切る)、各社が付けたファイル名の類似性や、ソフトがそもそもどういう用途で存在するかなどからその都度に包括的な判断をするべき
ということでしょうか。
曖昧な判断になってしまいますが、自分ではこのあたりが限界になってしまいます。
何分、Lhaplusの件でも「ウイルスだ」と検知されているのは心理的な負担ですし、いい気分ではありません。
ただこうした要素を掘り下げていけばこの他にも無数のファイルが誤検知されてしまうのでしょうし、いちユーザーではこれらを全て追っているだけの時間がないようにも思います。
当然ながら怪しいファイルにはそもそも近付かないことが鉄則だと思いますが、アンチウイルスソフトで検知された要素を判断するとき、どこかに指針があればと思います。
余談ですが、今の今まで「窓の社(やしろ)」だと思ってました……そういえば以前にも一度誰かに指摘されたような覚えがあるのですが、本当に気付いてませんでしたこれ。
投稿の削除はできないので、この状態で大丈夫です。
この度はご迷惑をお掛けしています。
以後、投稿の際には気を配ります。
申し訳ありませんでした。