自作アプリケーションだけ「15秒のクイックスキャン」の対象にされてしまう。

初めまして、Windows7(64bit) の環境にAvast Free anti virus 18.5.2342をインストールして使っております。
この環境で新しく、自作アプリケーション(exe形式)をコンパイルし、起動しようとした所「15秒のクイックスキャン」が
必ず表示され、自作アプリケーションの起動がそれまで待たされてしまう現象が起きました。
他のアプリケーションを起動する際にはこのような事が無かったのですが、この「15秒のクイックスキャン」の対象にされてしまう原因や基準は何なのでしょうか。
このままでは、自作のアプリケーション配布時にも同じ現象が起きる為、配布もままならず困っております。
詳しい方、ご教示頂けます様お願いします。

こんばんは Fu3nori さん

「15秒のクイックスキャン」はCyberCapture の前段(旧DeepScreen) ですね。
基準は明示されてはいませんが、代表的なものとしては

[ol]- Avast のデータベース上で過去に記録のないファイルである

  • インターネットからダウンロードしたものである
  • USB メモリ等から実行されている
  • ファイル名に不審な点がある
  • ファイルの構造に不審な点がある[/ol]

のいずれかに該当し、かつデジタル署名のホワイトリストに載っていないファイルに対して発動します。

コンパイルしたての実行ファイルはほぼ間違いなく項番1に該当するため、必然的に発動条件を満たします。
開発環境においては、ファイルの出力フォルダを丸ごとCyberCapture の除外に入れておくしかありません。

配布する場合についても同様で、この場合は項番1と2に該当することから、なおさら回避は困難となります。
ただ、項番1については、複数のユーザーが実行することで「過去の記録」が作成されるため、ユーザーへの展開が進めば、そのバイナリに関しては発動しなくなるはずです。
また、項番2についても、自己解凍形式ではなくZIP等で固めて配布することで、多少はましになるでしょう。

詳しい解説、ありがとうございます。ひとまず配布はZIP形式にした上で、配布時にウィルススキャンの誤作動についての注意書きを添える形で対応しようと思います。

また何かありましたらお越しください :slight_smile: