ファイアウォール設定方法について(Webサーバ公開)

ソフトは「Avast Business Antivirus Pro」を利用しています。
ファイアウォール設定で不明な点があり、ご質問させていただきます。

WEBサーバ公開のためにHTTP、HTTPSをファイアウォール設定で許可したいのですが、
デフォルト(灰色で定義)ルールの「Public Tcp/Udp In Block」により、
外からのパケットが全て遮断されました。

通信させるためにHTTP、HTTPSの許可ルールを追加し、
ファイアウォールの一番上に置きましたが、それでもダメでした。

ファイアウォールログを確認すると遮断結果には、
許可ルールと同じプロトコル、接続方向、ローカルポートが表示されており、
追加した許可ルールに問題があるとは考えにくい状況です。

最終的には「Public Tcp/Udp In Block」のルールを削除して、
通信を許可してみたのですが、PC再起動により、ルールが復元されてしまい、
この方法もずっと有効ではないことが判明しました。

以上の対応を行ったうえで、ご質問です。

「Public Tcp/Udp In Block」の設定を永続的に解除することはできないでしょうか。
許可した通信のみ通して、あとは遮断としたいです。

こんばんは takasi さん

状況からみて、何点か考慮すべき事項があると思いますので、順番に挙げていきます。

Avast Business Antivirus Pro をお使いとのことですが、ビジネス製品は設定の多くが管理サーバの側で管理されています。
つまり、クライアント側で設定を変更しても、サーバの設定に上書きされてしまうので、設定が保持されません。再起動すると戻ってしまうというのは、これに起因すると推定されます。
従って、永続的に設定変更を反映する場合は、管理サーバ側の管理コンソールから、当該サーバ機の設定を変更する必要があります。

手元のAvast で調べたところ、ルール「Public Tcp/Udp In Block」は、ファイアウォールのプロファイルが「公開」(公設ネットワーク)になっている場合にのみ機能するようです。プロファイルを「プライベート」(私設ネットワーク)に切り替えれば、このルールは機能しなくなるはずです。
ただし、その他のブロック系ルールもまとめて停止しますので、別途ブロックルールを立てる必要はあるかと思います。

上記2とも関連するのですが、新規に追加された許可ルールの適用プロファイルはどうなっているでしょうか。
状況からすると、ファイアウォールのプロファイルが「公開」であるにもかかわらず、追加した許可ルールの適用プロファイルが「プライベート」になっている(そのため、許可ルールが機能していない)可能性がありそうです。

ご返信ありがとうございます。

サーバ環境を確認しましたが、Avast Business Antivirus Proの管理サーバは存在していませんでした。
ソフトはクライアントのみで構成されているようです。

こちらでも「Public Tcp/Udp In Block」を確認すると、プロファイルは「公開」で指定されていました。
ネットワークのプロファイルを「プライベート」として、ブロックルールを構築してみたいと思います。

追加したルールのプロファイルは「すべて」に指定していました。