Windows 7 Professional (x64)で、NASの共有ドライブのトラブルが再発生 Part.2

avastを最新版まで更新しましたが一向に解決されることなく現在に至っています。

が、ひょんなことから一挙に解決する気配が出てきましたので報告します。

結論から先に言うと、やはり犯人はavast自身で間違いなさそうです。
avastの何がとか何処かは完全に突き止めてはいないのですが、『ランサムウェアシールド』か『ファイアウォール』のどちらかではないかと睨んでいます。

解決手順

第1ステップ

avastのメイン画面を表示させ、右上のメニュー→設定→一般→トラブルシューティング→下にスクロールして『アバストの設定をバックアップする』の『設定をバックアップ』をクリック→適当なファイル名を付けて保存します。

第2ステップ

Windows 7の場合はコンパネ→プログラムと機能(10の場合は設定→アプリ)→avastを探し出して右クリック→変更をクリック→全てのチェックボックスのチェックを外す→OKをクリック。30秒ほど待たされて処理が終了したら、PCを再起動します。

第3ステップ

avastのメイン画面を表示させ、右上のメニュー→設定→プロテクション→メインシールド→一番下までスクロールしてシールドを設定』の下の『ファイルシールド』をクリック『インストールする』ボタンをクリックしてインストール。同様にして『挙動シールド』『ウェブシールド』『メールシールド』も『インストールする』ボタンをクリックしてインストール。

第4ステップ

左から2列目の一般→トラブルシューティング→下にスクロールして『アバストの設定をバックアップする』の『設定を復元』をクリック→第1ステップで保存したファイルを選択して右下の『開く』をクリックします。再びPCを再起動します。

第5ステップ

Windowsファイアウォールが無効化されている場合があるので、確認して有効化します。

解決手順は以上です。

第2ステップで本体以外の子分達が全てアン・インストールされてしまうようなので、一旦アン・インストールして、再インストール時に第3ステップの子分達だけをインストールしても同じかもしれません。

この結果、

3台の Windows 7 Professional (x64)な lenovo ThinkPad X230
2台の Windows 10 Pro (x64)な Dell OptiPlex 9020 USFF
1台の Windows 10 Pro (x64)な Dell Inspiron 3250

が一挙解決しました。残る

1台の Windows 7 Professional (x64)な Dell OptiPlex 9020 USFF
1台の Windows 10 Pro (x64)な Dell OptiPlex 9020 USFF

が解決すれば、稼働中の全PCが解決します。

Dell Inspiron 3250のスクリーンショットを添付します。

avast-version.png システムとavastのバージョン。及び赤い罰点印が消えたエクスプローラのTドライブ(NASの共有フォルダ)。
firewall.png avastのファイアウォールがインストールされていない証拠
runsam.png avastのランサムウェアシールドがインストールされていない証拠
avast.png メインシールドの子分たち以外が全てアン・インストールされている証拠

以上です。

続報です。

残る

1台の Windows 7 Professional (x64)な Dell OptiPlex 9020 USFF
1台の Windows 10 Pro (x64)な Dell OptiPlex 9020 USFF

が解決しました。

1台の Windows 10 Pro (x64)な Dell OptiPlex 9020 USFF

は一旦アン・インストールして、再インストールしました。

が、新たなトラブルが発生しました。

それについては、また続報します。

X230が全滅

稼働中の全PCが解決したと報告しましたが、暫く経ってThinkPad X230に異常が発生しているのに気付きました。よく見てみると、3台が同じ状態で全滅していました。

タスクバーのタスクトレイのavasuアイコンに赤いバツ印が付いていて、『保護されていません』と表示されます。
現状『メインシールド』しかインストールしていないので、これが無効になているか、若しくは子分のどれかが無効になっていると思われます。

が、メイン・ウインドウが正常に表示されないので、何がどういう状態になっているのかの確認ができません。
『メモリ不足』と表示されるものもありました。
しかし、3台共最大容量16GB搭載しているので、簡単に消費してしまうとも考えられません。

メイン・ウインドウのタスクを強制終了し、再起動したところメモリ消費量が増えていくところを見ることができたのですが、最終的にavastが堕ちました。

不思議なことに、同じOSで稼働中のDELL OptiPlex9020 USFFに問題は発生していないようです。

スクリーンショットを添付します。

2.png 『メモリ不足』の表示
3.png 真っ白になって何も表示されないメイン・ウインドウ
click.png 『応答なし』の表示はない
crashed.png ある程度のメモリを食い潰した後に堕ちたavast
taskbar.png 『保護されていません』の表示
OptiPlex9020.png X230と同じOSで稼働中のDELL OptiPlex9020 USFFに問題は発生していないように見える

以上です。

添付ファイル数制限にひっかったので、不足分を添付します。

画面が白い、クラッシュしたと表示されるという事象については、Windows 7 で延長サポート(ESU)のパッチが当たっている環境において、類似の事象が報告されていました。
最新ベータ版では対策がなされているとのことですので、もし同じ事象であれば、次期バージョンでは解消されるものと思います。

延長サポート(ESU)のパッチ

は当てていません。

個人ユーザーですし、OSで稼ぐことを辞めた企業にお金を払ってまでサポートを受けたいとも思っていませんので。

この状態では何も分からないし何もできないので、次期バージョンが降ってくるのを気長に待つとしましょうか。