Avast Antivirus 正式版 12.3.2279+2280 リリース

AVAST Antivirus バージョン12.3.2279 がリリースされました。
「受動モード」と呼ばれる、常駐保護のみを停止することにより、別なアンチウイルス製品と共存して動作することが可能となる機能が追加されました。
2016/08/20追記:バージョン12.3.2279 にあった2件のバグを修正した12.3.2280 がリリースされています。

以下はリリーストピックの抄訳となります。

新機能

  • 受動モード - 新たな互換性モードであり、他のウイルス対策ソフトが既にインストールされているPCにAvastをインストールした場合等に、相性の問題が発生するのを防止します。主要なシールドはすべて停止しますが、ウイルス定義やソフトウェア等の更新は可能です。
  • セーフゾーンブラウザ、ブラウザ用セキュリティ拡張機能、SafePrice 拡張機能を「コンポーネント」タブから管理できるように

バグの修正

  • Windows 10 Anniversary Update をIntel のSkylake CPUで使用した際に発生するブルースクリーンを修正
  • Avast のGUIがランダムに表示される不具合を修正
  • 過去にブラウザ用拡張機能をインストールしていない場合は、アップデート時にSafePrice 拡張機能がインストールされないように
  • Windows 10 Anniversary Update 上でのPICO (Bash) との相性問題を修正
  • ファイアウォールのネットワークプロファイルの表示が正しくない問題を修正
  • Windows 10 Anniversary Update の適用後、Windows セキュリティセンターの認識に失敗する場合がある不具合を修正
  • パスワード管理機能にて、すべてのパスワードが「再使用されている」と判定される不具合を修正
  • (12.3.2280で修正) インストール中にPCの動作が低速になる不具合を修正
  • (12.3.2280で修正) インストール時に追加言語を導入できない不具合を修正

アップデートは、アバストアイコンを右クリック → 更新 → プログラム から可能です。
あるいは、以下のダウンロードリンクから、インストーラーをダウンロードして上書きすることも可能です。

ダウンロードはこちらから
オンライン版
フリー版: http://files.avast.com/iavs9x/avast_free_antivirus_setup.exe
プロ版: http://files.avast.com/iavs9x/avast_pro_antivirus_setup.exe
インターネットセキュリティ: http://files.avast.com/iavs9x/avast_internet_security_setup.exe
プレミア: http://files.avast.com/iavs9x/avast_premier_antivirus_setup.exe

オフライン版
フリー版: http://files.avast.com/iavs9x/avast_free_antivirus_setup_offline.exe
プロ版: http://files.avast.com/iavs9x/avast_pro_antivirus_setup_offline.exe
インターネットセキュリティ: http://files.avast.com/iavs9x/avast_internet_security_setup_offline.exe
プレミア: http://files.avast.com/iavs9x/avast_premier_antivirus_setup_offline.exe

元のトピックはこちら
NEW August version: 12.3.2279
https://forum.avast.com/index.php?topic=189836.0

直前のリリース版ではトラブルも発生しているようだったので様子見でしたが、修正もなされたようなので12.2.2276をスキップして、12.1.2272から 12.3.2279 に更新しました。

全てスムーズに更新できました。
今回のリリースで新機能としての【受動モード】がありますが、NONさんの説明を読んでから更新したので、それが何処にあるのか探して、結局 [設定]→[トラブルシューティング]の中にヒッソリと言う感じでありました。

もし事前にNONさんの情報を見ずに更新したら、常駐保護が効かないことになり、その点が要注意と言うことになると思います。小生の場合は他のAntiVirusソフトを使用していないので自動的に【無効】設定になっていますが、そうでない場合は単に【受動モード】が【有効】になるだけでしょうか、それとも詳しいコメントといずれのソフト(常駐ソフト)を選択するかの助言が出るのでしょうか。

英語フォーラムの記事にもありましたが、Avastさんは他社製を優先させるのかというコメントがありました。

以上少し気になる点としてここでお邪魔しました。

Avast しか入っていない環境では、受動モードが発動することはありません。従って、通常の利用において、常駐保護が無効になることはないはずです。
既に他のアンチウイルスソフトが導入されている環境にインストールした場合は、受動モードが自動的に有効になるようです。
ただ、その場合にも「Avast が受動モードで動作している」旨のメッセージが表示され、ユーザーに注意を促す仕掛けはあるようです。

英語フォーラムの記事にもありましたが、Avastさんは他社製を優先させるのかというコメントがありました。
Avast が後追いで導入された場合には、既に稼働している他社製品が優先されるようです。 ただし、Windows 10 標準のWindows Defender に関しては、稼働状態であってもAvast が有効になり、Windows Defender 側がAvast を検知して自動的に停止するようです。

いつもお世話になります。早速の回答有難うございます。
上記Windows Defenderに関する情報も参考になりました。
有難うございました。